『ドナウ連邦建国史』世界線の世界地図
大幅変更しつつ更新（2020年2月25日）。
戦間期
ヨーロッパ
史実との大きな違いとして、WW1にドイツ帝国は勝利した点がある。これにより、ドイツは東欧を経済的に支配していた。
中欧においては1918年1月のオーストリア革命により二重帝国が崩壊、ドイツによる間接的介入を退け「ドナウ連邦」が建国された。ドナウ連邦は全体主義政党「ドナウ社会主義労農党」とその指導者アレクシス・ローゼッカに乗っ取られ、全体主義革命の道を歩むことになる。
フランスにおいてはWW1敗戦の衝撃でサンディカリスト革命が起き、名前も「フランス・コミューン」となっている。こちらも1932年にドゴール将軍がクーデターを起こし、全体主義へと傾倒していった。
イギリスはフランス陥落後首尾よくドイツと講和し、植民地もほとんど奪われずに済んだ。
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アジア
（地図はいつか公開）
WW1の結果、日本はドイツに山東半島を返還し、ドイツは中国に積極的に介入するようになった。1935年時点では、ドイツは華北の北京政府と雲南軍閥を支配し、華南には蒋介石率いる国民革命政府があった。華中は南北政府の係争地帯で、他にも四川軍閥や馬家軍閥などが事実上独立していた。
日本という共通の敵を抱えるロシアはドイツと手を組みつつ、モンゴルと新疆を傀儡化していた。一方、日本はロシアを抑えるべく満州国を建国した。このため、日本は中国人の世論を敵に回すこととなった。とはいえ、日本は国民政府と1935年当時も軍民様々なつながりを保持していた。
ポリネシアの南洋諸島はドイツが支配していた。
冷戦期
ヨーロッパ
ドイツ帝国はヨーロッパ本土において各国に分割され、西部をフランス・コミューン、オランダ、デンマークが、南部をドナウが、東部をリトアニアとポーランドが併合した。この際発生したドイツ人難民はドナウ連邦主導でアフリカに植民することとなった（ノイプロイセン）。
バルカン半島においてはドナウとその衛星国の支配に下り、ユーゴスラビアに至ってはドナウに完全併合されるか、植民地（セルビア総督府）となった。また、アルバニアはコソボ地域を併合した。
ウクライナは1937年のサンディカリズム革命に加え、ロシアとの死闘を経てウラル山脈以西を支配し、ソビエト連邦に改組した。
大戦末期に本土を失ったイギリス本土には、フランスの傀儡政権たるブリテン・コミューンが建国された。アイルランドはWW2に枢軸派と同盟派で内戦が起き、フランスの支援で枢軸派が勝利した。ノルウェーは独立を維持していたが、1948年にクーデターが起き親仏政権へと入れ替わった。
スイスはWW2の引き金となったいわゆる「ロマンディ危機」でドナウとフランスに分割された。
イタリア半島では、戦間期にスイスに亡命していたムッソリーニがドナウ占領下の北イタリアに帰国し、イタリア社会共和国が成立した。
ポーランドやブルガリア、ギリシャなどはドナウの圧力にさらされ結局枢軸国に参加した。
オスマン帝国は大戦後期に同盟国側で参戦した結果、ドナウ連邦とブルガリア、ギリシャ軍に攻撃され、最終的に分割された。東部からはアルメニア人サンディカリストが侵入し、アルメニア人虐殺の報復として東部にすむトルコ人とクルド人の多くが殺害された。
大戦後、ドナウ連邦はギリシャとブルガリアへの報償として旧オスマン帝国の地中海沿岸を引き渡した。戦略上重要なイスタンブールはコンスタンティノープル自由市として独立した。また、地中海に面するレバントではドナウ連邦が引き続き支配する「保留地域」となった。
アフリカ
アジア
アメリカ
