クルト・シュシュニク

クルト・シュシュニク(Kurt Alois Josef Johann Edler Schuschnigg、1897-1977年)はドナウ連邦の政治家、保安指導者。

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1936年ごろのシュシュニク。貴族出身のためかファッションに気を使い、この党員服も独自設計だった。胸に汎用しているのはドナウ党十字章。

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汎ドイツ同盟史

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ローゼッカ大統領とゲーリング総統(1941年) ドナウ党と汎ドイツ同盟の関係は深く、理論的にも相互影響していた。
 
 汎ドイツ同盟とはドイツ帝国、そしてドイツのWW2敗戦後に建てられた臨時政府、ドイツ民族国における政治団体である。汎ゲルマン主義イデオロギーを掲げ、積極的な対外進出政策を訴えつつ、WW1以降は全体主義政党となっていった。

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レオポルト・シュラシュコ

オポルト・シュラシュコ(Leopold Schaschko、1880-1952)はドナウ連邦の政治家、国鉄総裁。
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 小学校を卒業後、国鉄に就職。オーストリア革命ではドナウ党に入党しザルツブルクでの制憲議会選挙を監督した。その後順調に出世し1933年にはドナウ国鉄の総裁となった。1940年に定年退職。